販売シナリオ
チェーン小売 / 店舗
数十から数百の店舗が各地に分散し、どこにもサーバールームも IT 担当もない。本部は全店舗を一度に見たうえ、どの機器が止まっているかも知りたい。
登場する製品
- CliO クラウド(プラットフォーム層) — 完全クラウドの VSaaS、サーバールーム不要。サブスクリプションで、1 店舗ごとに 1 契約
これがないと:店舗ごとに NVR とディスクを購入し、本部は全体を一度に見られず、映像の取り出しは店長に電話で頼むしかない。
- Smart Gateway(プラットフォーム層) — ソフトウェアのみ、お手持ちのハードウェアに導入。現場機器を CliO クラウドへ接続し、ローカルで機器のヘルスチェック
これがないと:店舗ごとに固定 IP か VPN を用意し、機器ごとにファイアウォールを開放。機器の故障は、たいてい事件後に映像が取り出せずに初めて分かる。
- Xboard(アプリケーション層) — ブランドを問わずイベントを一つのボードに。一つのプラットフォームと 4 つの業種別ソリューション
これがないと:イベントは通知の山にすぎず、誰も引き受けず、監査できる対応記録も残らない。
- ResellerHub(ビジネス層) — 階層無制限の販売店網、機器とソフトウェアライセンスの紐づけ、期限前の自動更新通知
これがないと:ライセンスがどの機器に紐づき、いつ期限が来るかは Excel で追うしかなく、更新漏れはそのまま売上の損失になる。
店舗数 40 店, 1 店舗あたりのカメラ 6 台 で概算
| カメラ総数 | 240 台 |
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| Smart Gateway | 40 セット |
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| 不要になる固定 IP / VPN | 40 本 |
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| クラウド送信帯域(概算) | 360 Mbps |
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| ResellerHub のライセンス件数 | 280 件 |
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帯域は 1 チャネルあたり 1.5 Mbps のサブストリームで概算。実際は録画設定によって変わる。Gateway はソフトウェアのみで、店舗の既存 PC に導入する。
大規模な敷地 / ビル
数十棟の建物と数千台のカメラ。しかも 10 年かけて少しずつ購入した異なるメーカーの機器。一面のビデオウォールで全体を見たいうえ、サーバー 1 台の故障で全体が見えなくなっては困る。
登場する製品
- CliO Enterprise(プラットフォーム層) — オンプレミス管理プラットフォーム、ビデオウォールのホットスタンバイ。複数メーカーの NVR と IP カメラを管理
これがないと:複数メーカーの機器を一つにまとめられず、監視員はいくつものシステムを行き来する。ホットスタンバイがなければ、サーバー 1 台の故障で全体が見えなくなる。
- XMap(システム横断層) — どのプラットフォームにも重ねられる。Map View (3D) + CMS View
これがないと:映像からどの棟のどのフロアか分からず、イベントの位置はカメラ番号を覚えている人の記憶頼み。
- Xboard(アプリケーション層) — ブランドを問わずイベントを一つのボードに。一つのプラットフォームと 4 つの業種別ソリューション
これがないと:入退室管理、来訪者、AI アラートがそれぞれ別のシステムで、同じ人を何度も登録することになる。
- Smart Gateway(プラットフォーム層) — ソフトウェアのみ、お手持ちのハードウェアに導入。現場機器を CliO クラウドへ接続し、ローカルで機器のヘルスチェック
これがないと:新たに統合した既存システムは配線と開通をやり直す必要があり、導入期間が延びる。
建物の棟数 14 棟, 1 棟あたりのカメラ 60 台 で概算
| カメラ総数 | 840 台 |
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| CliO Enterprise ノード(概算) | 4 台 |
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| ホットスタンバイノード | 1 台(N+1) |
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| ビデオウォールの分割画面 | 21 画面 |
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| XMap のレイヤー | 14 棟 × フロア |
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1 ノード 256 チャネルで概算。実際はビットレートと録画日数によって変わる。
スマート物流 / コンテナヤード
数万坪の屋外ヤードで、カメラの映像がどのエリアか誰にも分からない。車両の動線、コンテナ区画、イベントが同じ地図に重なってはじめて意味を持つ。
登場する製品
- XMap(システム横断層) — どのプラットフォームにも重ねられる。Map View (3D) + CMS View
これがないと:車両の違反は見えても、どのエリアのどの列か言えず、現場の要員が見つけられない。
- Smart Gateway(プラットフォーム層) — ソフトウェアのみ、お手持ちのハードウェアに導入。現場機器を CliO クラウドへ接続し、ローカルで機器のヘルスチェック
これがないと:ポールに設置した機器のオフラインは巡回でしか見つからず、雷雨の後は何日も気づかれないことがある。
- CliO Enterprise(プラットフォーム層) — オンプレミス管理プラットフォーム、ビデオウォールのホットスタンバイ。複数メーカーの NVR と IP カメラを管理
これがないと:オンプレミスのノードがなければ大量の高解像度映像をすべてクラウドへ送ることになり、帯域コストは受け入れられない。
- Xboard(アプリケーション層) — ブランドを問わずイベントを一つのボードに。一つのプラットフォームと 4 つの業種別ソリューション
これがないと:車両の出入りとドックの待ち行列は紙の記録頼みで、後から確認できない。
コンテナ列の数 12 列, カメラポール数 24 台 で概算
| ポールカメラ(1 本に 2 台) | 48 台 |
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| カバーする列数 | 12 列 |
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| Smart Gateway | 2 セット |
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| オンプレミスの録画ノード | 1 台 |
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| XMap ホットスポットレイヤー | 区画 + 車線 + イベント |
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屋外ポールは 16 本ごとに Gateway を 1 セット置き、ローカル点検と集約を行うのが目安。
外勤パトロール / 車両による法執行
現場にはそもそもネットワークがなく、人も車両も動き続ける。事後には信頼できる映像と位置の証拠を提出でき、その最中には指揮センターと通話できなければならない。
登場する製品
- LiveEdge(現場層) — モバイル 4G のライブ配信、双方向通話と GPS による証拠保全
これがないと:映像は車載機やボディカメラの中に残り、帰署するまで取り出せない。その場で現場と通話することもできない。
- XMap(システム横断層) — どのプラットフォームにも重ねられる。Map View (3D) + CMS View
これがないと:何かが起きたことは分かっても、どの車両がどこにいて現場からどれだけ離れているか分からず、最も近い要員を派遣できない。
車両数 35 台, ボディカメラ装着人数 60 人 で概算
| LiveEdge 端末数 | 95 個 |
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| 同時接続(概算 30%) | 29 系統 |
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| 4G 送信帯域(概算) | 34 Mbps |
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| 月間モバイルデータ量(概算) | 15 GB |
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| GPS 軌跡点/日(概算) | 821k 点 |
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同時接続 30%、1 系統 1.2 Mbps、1 日 4 時間の配信で概算。規模の目安としてのみ。
拠点運営ダッシュボード
拠点ごとに機器のブランドが違い、それぞれ別のシステムがある。イベントが届いたら誰かが引き受け、最後まで対応し、記録を残す必要があり、本部はすべての拠点を見渡せなければならない。
登場する製品
- Xboard(アプリケーション層) — ブランドを問わずイベントを一つのボードに。一つのプラットフォームと 4 つの業種別ソリューション
これがないと:システムごとにばらばらの状態に戻る。イベントは複数の画面に散らばり、誰も引き受けず、対応記録も残らない。
- XMap(システム横断層) — どのプラットフォームにも重ねられる。Map View (3D) + CMS View
これがないと:派遣時に正確な位置を伝えられず、第一線は電話で尋ねるしかない。
- CliO Enterprise(プラットフォーム層) — オンプレミス管理プラットフォーム、ビデオウォールのホットスタンバイ。複数メーカーの NVR と IP カメラを管理
これがないと:イベント発生時に前後の映像を取り出せず、報告は文字だけになる。
監視席 6 席, 担当する拠点 24 か所 で概算
| 監視席 | 6 席 |
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| 担当する拠点 | 24 か所 |
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| 1 席あたりの負担 | 4 か所/席 |
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| アラートルール | イベントの種類・拠点・時間帯ごと |
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| イベント保存と監査 | イベント写真と操作記録 |
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席数と拠点数の比率が見積もりのカギ。Xboard で各拠点のイベントを一つのボードに集めるのは、この比率を下げるためだ。
チャネル収益化 / ライセンス課金
販売店の下にも販売店があり、ライセンスがどの機器に紐づきいつ期限が来るかは、すべて Excel で追っている。更新漏れはそのまま売上の損失になる。
登場する製品
- ResellerHub(ビジネス層) — 階層無制限の販売店網、機器とソフトウェアライセンスの紐づけ、期限前の自動更新通知
これがないと:多階層の販売店網でのライセンスの帰属と期限は手作業の表に頼るしかなく、規模が大きくなれば必ず漏れが出る。
- CliO クラウド(プラットフォーム層) — 完全クラウドの VSaaS、サーバールーム不要。サブスクリプションで、1 店舗ごとに 1 契約
これがないと:契約型のクラウド製品がなければ、販売チャネルは一度きりのハードウェアしか売れず、更新収入がない。
販売店の階層 3 階層, 1 階層あたりの下位販売店数 3 店 で概算
| 販売店の総数 | 12 店 |
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| エンドユーザー数(概算) | 36 店 |
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| ライセンス件数(概算) | 432 件 |
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| 毎年更新が必要な件数 | 432 件 |
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| 人手で管理できる上限 | 約 200 件 |
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エンドユーザーは販売店 1 社あたり 4 社、1 社あたり 12 ライセンスで概算。人手の上限を超えたところから ResellerHub の価値が始まる。
製品解説
LiveEdge(現場層)
モバイル 4G のライブ配信、双方向通話と GPS による証拠保全
① 現場にネットワークがない — 人も車両も動き続け、固定回線がない
外勤の撮影端末は、固定監視とは別の課題。サーバールームも Wi-Fi もなく、位置は変わり続け、しかも事後に証拠を提出できなければならない。同じ LiveEdge に二つの形態:身体に装着するボディカメラと、車両に載せる車載機。
- 固定回線も Wi-Fi もない:使えるのはモバイル回線だけ。
- 位置そのものが情報:位置と時刻のない映像は、事後の価値が大きく下がる。
② 従来の方法のコスト — 帰署するまでアップロードできず、その場では何もできない
映像は機器内に残り、勤務終了後にコピー。指揮センターは事件の最中に何も見えず、介入もできない。
- 遅延は数時間単位:映像を見るには要員の帰署を待つしかなく、緊急時には役に立たない。
- リアルタイムに介入できない:指揮センターは無線で尋ねるしかなく、現場が見えない。
- 証拠保全が途切れる:コピー、変換、手作業での整理。どの工程も疑義を挟まれうる。
③ LiveEdge の方法 — 4G でリアルタイム送信、双方向通話
端末がモバイル回線で映像を直接送り返し、同時に音声の戻り経路も確立 —— 指揮センターは見るだけでなく、話しかけられる。
- ライブ配信:事後ではなく、起きているその場で見える。
- 双方向通話:指揮センターが現場に直接介入できる。一方向の録画にはできないこと。
- GPS も同時送信:映像と位置が同じタイムライン上に並ぶ。
④ 証拠保全 — 映像 + GPS + 時刻 + 要員を、一つに紐づけ
四つの情報を撮影端末の時点で紐づけて封印。後からどこか一部が差し替えられても検証できる。法執行や監査の現場で本当に求められているのはこれ。
- 四項目の紐づけ:どれか一つでも欠ければ、事後に疑義を挟まれうる。
- アップロードと同時に封印:手作業の変換を経ないため、疑義を挟まれる工程が減る。
- 監査可能:誰がいつ閲覧・書き出したか、すべて記録が残る。
Smart Gateway(プラットフォーム層)
ソフトウェアのみ、お手持ちのハードウェアに導入。現場機器を CliO クラウドへ接続し、ローカルで機器のヘルスチェック
① 現場の現状 — 現場は 10 年かけて積み重なった異なる機器の集まり
お客様はあなたのシステムのためにカメラをすべて入れ替えたりはしない。どんな解決策も、現場は複数メーカー・複数世代だと受け入れることが前提。
- 3 メーカー、3 種類のプロトコル:A・B・C 3 社の機器が同時に稼働し、それぞれ別の管理画面を持つ。
- IT 担当がいない:店舗、工場、ヤードの現場には、たいていネットワーク設定ができる人がいない。
② 従来の方法のコスト — 拠点ごとに IT の対応が必要
外から中を見るための従来の方法は、固定 IP か VPN を用意し、さらに機器ごとにファイアウォールを開けること。拠点が増えれば、それは毎月の回線費と設定作業になり続ける。
- 固定 IP または VPN:拠点ごとに月額費用と設定作業。チェーン店舗なら店舗数を掛ける。
- ファイアウォールを機器ごとに開放:外部からの経路の開放は、情報セキュリティ部門がまず承認しないか、長い手続きが必要。
- 機器の状態は人手で確認:カメラの故障は、たいてい事件が起きて映像が取り出せないときに初めて分かる。
③ Smart Gateway の方法 — 内側から外へ一本、外部からの開放はゼロ
Gateway はソフトウェアのみで、お客様の既存の機器に導入。現場の異なる機器を一つのインターフェースにまとめ、内側から外へ P2P の経路を能動的に確立する。
- ソフトウェアのみ、お手持ちのハードウェアに:専用ボックスは不要。既存の PC / NAS でそのまま動く。
- 固定 IP・VPN 不要の P2P:内側から外へ接続するため、外部からのポートを開ける必要がない。
- 複数メーカーを集約:異なる機器をこの層で統一し、上位からは一つのインターフェースだけに見える。
④ ローカルのヘルスチェック — 機器が止まったら、お客様より先に気づく
Gateway はローカルで全機器を継続的に点検。オフライン、映像異常、録画の中断を能動的に通知し、事件後に映像がないと気づく事態を防ぐ。
- 能動的な点検:機器自身の通知に頼らず、Gateway が同じ LAN 内で直接点検する。
- オフラインを即時通知:メーカー C の機器がすでにオフライン —— 事件が起きる前に分かること。
- 約束できる SLA に:機器の稼働率を数値で示せてはじめて、保守契約の話ができる。
CliO クラウド(プラットフォーム層)
完全クラウドの VSaaS、サーバールーム不要。サブスクリプションで、1 店舗ごとに 1 契約
① 現場の現状 — どの店舗も IT のいない孤島
チェーン小売は「一つの大きな案件」ではなく、数十から数百の小さな案件の集まり。現場に専門人員が必要な方式は、そのコストが店舗数の分だけ膨らむ。
- サーバールームがない:店舗の床面積は商品を売るためのもので、サーバーを置くためではない。
- IT 担当がいない:店長にお願いできる操作は、電源の入り切りまで。
- 本部は全店舗を一度に見たい:店舗ごとに電話して映像を探してもらうのではなく。
② 従来の方法のコスト — 1 店舗 1 台の NVR、コストは後の 3 年間に隠れている
機器の購入は最初の 1 件にすぎない。ディスク寿命、容量増設、映像取り出しの人件費は、どれも店舗数に比例して増える。
- ハードディスクは消耗品:故障しても誰も気づかず、映像が必要になって初めて録画されていないと分かる。
- 増設 = 機器の入れ替え:保存期間をあと 30 日延ばしたい? 多くの機種では本体ごと交換するしかない。
- 映像の取り出しに出張が必要:交通費 × 店舗数 × 回数。この計算を実際にしている人は少ない。
③ CliO クラウドの方法 — 店舗側に保守すべきものを残さない
映像はクラウドへ直接送られ、店舗に残るのはカメラだけ。出店すれば契約が一つ増え、閉店すれば一つ止まる。
- サーバールーム不要:サーバーも、ディスクも、電池交換が必要な UPS もない。
- 開店日に開通:新しい店舗はその日のうちに稼働。機器の到着や工事の日程を待つ必要はない。
- 費用の見通しが立つ:サブスクリプションにより、出店にかかる IT コストを財務モデルに組み込める数字にできる。
④ ほかの製品との関係 — クラウドは真ん中の層にすぎない
CliO クラウドは、下では Smart Gateway で複数メーカーの機器を取り込み、上では ResellerHub があってはじめて課金できるビジネスになる。
- 下:Smart Gateway:お客様にカメラの交換を求めず、既存の複数メーカーの機器もそのまま接続できる。
- 上:ResellerHub:契約の紐づけ・課金・更新通知ができてこそ、販売チャネルが売る理由になる。
- 横:CliO Enterprise:大規模なお客様はオンプレミスを基本に、重要な映像だけをクラウドへ。インターフェースは一つ。
CliO Enterprise(プラットフォーム層)
オンプレミス管理プラットフォーム、ビデオウォールのホットスタンバイ。複数メーカーの NVR と IP カメラを管理
① 現場の現状 — 機器は 10 年かけて少しずつ増えてきた
大規模な敷地に「一度で完成」はない。2015 年のメーカー A、2019 年のメーカー B、2024 年新棟のメーカー C、すべてが現役で稼働している。
- 機器が悪いのではなく、連携できないだけ:どの調達も、当時は合理的な判断だった。
- 入れ替えは選択肢にない:数千台のカメラを一度に入れ替える予算は、どのお客様も承認しない。
- ただし監視チームは一つだけ:一つの事案を見るために、三つのシステムを開く必要はないはず。
② 従来の方法のコスト — 3 つのシステムが並存し、どれも単一障害点
各メーカーの VMS は単体では動くが、共通のイベントモデルはなく、1 台が故障したときの逃げ道もない。
- 3 つのアカウントと 3 つの画面:監視員の認知負荷はそのまま 3 倍になり、引き継ぎと教育のコストも同じく 3 倍になる。
- システムをまたいでイベントを関連付けられない:同じ人が A エリアから C エリアへ歩いても、システム上は無関係な二つのイベントになる。
- 単一障害点:冗長化がなければ、サーバー 1 台の故障で一群のカメラがまとめて消える。
③ Enterprise の方法 — 複数メーカーを集約し、さらにホットスタンバイを 1 台
3 世代の機器がこの層で一つのインターフェースになる。プライマリとスタンバイは常時同期し、プライマリが落ちれば自動で引き継ぐ。
- 複数メーカーの統合:上位からは一つのインターフェース、一つの権限、一つのイベント形式だけに見える。
- ビデオウォールのホットスタンバイ:サーバー 1 台の故障で監視画面が途切れることはない。
- 約束できる SLA:冗長化があってこそ保守契約の交渉ができる。技術だけでなく、ビジネス上の違い。
④ ハイブリッドクラウド — オンプレミスが基本、重要な映像だけクラウドへ
数千チャネルの高解像度映像をすべてクラウドへ上げる帯域コストは、どのお客様も受け入れられない。実務上の答えは振り分け:通常の映像はオンプレミスに残し、遠隔地での保全が必要なものだけをクラウドへ。
- 節約できる送信帯域:マークされたイベントの映像だけが現場の外に出る。
- 遠隔地保全:オンプレミスのサーバールームに何かあっても、重要な証拠は残る。
- 同じインターフェース:利用者は、その映像がいまどこに保存されているかを意識する必要がない。
XMap(システム横断層)
どのプラットフォームにも重ねられる。Map View (3D) + CMS View
① 現場の現状 — 数百台のカメラ、映像から場所が分からない
敷地、ヤード、交差点に共通する課題:映像そのものに地理的な文脈がない。映像を見て最初に浮かぶ疑問は、いつも「これはどこ?」。
- カメラは地図ではなくリスト:CAM-01 から CAM-800 まで、場所は人の記憶頼み。
- イベントの場所を特定できない:何かが起きたのは分かっても、どの棟のどのフロアのどの列かが言えない。
② 従来の方法のコスト — 分割画面では「どこ」に答えられない
従来の VMS の答えは、より多くの映像を一つの画面に詰め込むこと。だが映像が増えるほど、場所の問題は悪化する。
- 場所ではなく人に依存:ベテラン監視員の記憶頼みで、人が替わればそこで途切れる。
- 正確に派遣できない:正確な位置が言えず、現場の要員は着いてから探すしかない。
- システムをまたぐとさらに悪化:棟ごとに VMS が違い、番号の付け方まで異なる。
③ XMap の方法 — 映像を地理的な文脈に戻す
XMap は既存 VMS の上に重ねる Web Map で、お客様のシステムの入れ替えを求めない。カメラ、イベント、資産をすべて地図上に置き、詳細が必要なときは敷地からフロア平面図へ掘り下げる。
- 置き換えではなく重ねる:メーカーやシステムの違うカメラも、同じ地図を共有する。
- イベントが位置に表示される:アラームは番号ではなく、地図上の点として光る。
- フロアへ掘り下げ:敷地の地図の上に実際のフロア平面図を重ね、お客様の図面に差し替えられる。
④ 地図から映像へ — Map View と CMS View は同じデータ
地図をクリックすれば映像へ、映像の中のイベントからも地図へ戻れる。二つの視点が同じ権限とイベントモデルを共有する。
- 双方向:地図 → 映像、映像 → 地図。
- 同じ権限:「地図には見えるのに映像が出せない」というずれが起きない。
- Xboard との分担:XMap は映像と地図、Xboard は運営の数字とイベントを見る。
Xboard(アプリケーション層)
ブランドを問わずイベントを一つのボードに。一つのプラットフォームと 4 つの業種別ソリューション
① 現場の現状 — 見えていることと、誰かが対応していることは別
大半の監視プロジェクトは「映像はすべて取り出せる」で止まる。だがお客様が本当に買っているのは映像ではなく、事案がきちんと処理されたかどうか。
- イベントは多い:現場が大きいほど、1 日のアラーム数は人が一件ずつ判断できる量を超える。
- システムがばらばら:カメラ AI、入退室管理、来訪者管理がそれぞれ別のソフトで、イベントは複数の画面に散らばる。
- 監査には記録が必要:何かが起きたとき、「誰がいつ何をしたか」を示せなければならない。
② 従来の方法のコスト — 無線で伝えたら、記録は残らない
監視員が赤い枠を見て、無線を取り、現場の誰かが「了解」と答える。この流れは一つもシステムに残らない。
- 派遣記録なし:誰が受けたか、何時に着いたか、結果はどうだったか、当事者の記憶にしか残らない。
- 追跡する人がいない:誰も追跡していないイベントは、静かに忘れられていく。
- 監査なし:お客様から月次報告を求められても、記憶をたどって手作業で書き起こすしかない。
③ Xboard の方法 — イベントを一つのボードに集め、担当者に渡す
イベント受信 → 種類・拠点・時間帯でアラート → 担当者に割り当て → 対応して完了。入退室管理、顔認証端末、カメラ AI のイベントがすべて一つのプラットフォームにあり、各ステップが記録に残る。
- 組織ツリーで範囲を分ける:本部はすべての拠点を、各社と拠点の責任者は自分の範囲だけを見る。
- 一人の登録は一度だけ:Xboard Pass は共通の人員台帳。社員、協力会社、来訪者をどのソリューションでも認識する。
- 時間帯ごとのアラートルール:イベントの種類・拠点・時間帯でアラートを出し、対応と完了はどちらも記録に残る。
④ レポートと監査 — 記録があれば、レポートが出せる
すべてのイベントにタイムスタンプと写真が付けば、日報、完了率、書き出し、操作記録が自然にそろい、月次報告を手作業で書き起こす必要がなくなる。
- 数値で示せる:「きちんと対応しています」ではなく、毎日のイベント数、完了率、未完了の件数で示す。
- 監査可能:誰が閲覧し、誰が書き出し、誰が完了したか、すべて記録が残る。
- グループ全体が見える:本部は組織ツリーをたどって、各社・各拠点まで見渡せる。
ResellerHub(ビジネス層)
階層無制限の販売店網、機器とソフトウェアライセンスの紐づけ、期限前の自動更新通知
① 現場の現状 — 販売店の下にも販売店がある
販売チャネルは一層ではない。メーカー → 総代理店 → システムインテグレーター → エンドユーザー、各階層に独自の割引、枠、顧客関係がある。
- 階層の数は固定ではない:2 階層で終わる市場もあれば、4 階層が必要な市場もある。システムは決めつけずに受け入れられなければならない。
- ライセンスは機器に紐づく:人や会社ではなく機器に紐づける。実際に使われているのは機器だから。
- メーカーからはエンドユーザーが見えない:これはチャネル販売の宿命だが、ライセンスの状態までブラックボックスでいいわけではない。
② 従来の方法のコスト — Excel は 200 件以内なら実際に回る
Excel が使いにくいのではなく、規模に合わせて伸びないのが問題。ライセンス件数が人手の限界を超えれば、更新漏れはそのまま売上の損失になる。
- 照合は人手:どの機器、どのバージョン、どのお客様に紐づいているかを、誰かが覚えて更新するしかない。
- 期限は記憶頼み:誰も知らせてくれない期限日は、必ず過ぎてしまう。
- 漏れ = 売上の損失:しかもたいていは、お客様から「使えなくなった」と電話が来て初めて気づく。
③ ResellerHub の方法 — 紐づけ、階層化、期限前の自動通知
ライセンスは機器に紐づき、いずれかの階層の販売店に属し、期限前に自ら通知する。階層は無制限で、チャネルの形を決めつけない。
- 階層無制限:2 階層でも 4 階層でも対応し、各階層が独自の割引と枠を持つ。
- 期限前の自動通知:通知はその階層の販売店とメーカーへ同時に届き、誰かが表を見に行く必要はない。
- 機器への紐づけ:機器交換・返却・移管がすべて記録され、監査の際に提示できる。
④ 一度きりの売上を更新収入に — チャネルが本当に気にするのは、来年も収入があるかどうか
ハードウェアを 1 台売れば一度きり。クラウドの契約にライセンス更新を加えれば、毎年戻ってきて積み上がる収入になる —— ただし更新を漏らさないことが前提。
- 一度きり vs 更新:同じお客様でも、5 年目には差が何倍にも開く。
- 更新率がカギ:積み上がる曲線の前提は既存契約を失わないこと。更新漏れは複利の取りこぼし。
- チャネルが売る理由になる:翌年も収入になる製品にこそ、販売店は営業リソースを投じる。